古民家
古民家の写真  江戸時代後期の建築で、間口八間、奥行五間、屋根は寄棟(よせむね)造りの茅葺(かやぶき)です。元花畑町和井田栄一氏宅で、建替えの際、区に寄贈されたものです。(伝えによれば、安永二年<1773年>生れの半兵衛の代に建てられた家屋といいます)
 間取りは典型的な田の字型の古民家で、向って右手、戸を開けて入ると土間があり、その奥が台所である。左手には、ざしき、へや、おくなどと呼ばれる室があります。
 天井裏は中二階となり、武者窓(むしゃまど)風の明り取りが二か所あります。ここは土間から梯子で昇り降りし、実際には物置として使用されていました。
●旧和井田家住宅(母屋)
  昭和58年12月16日に有形民俗文化財の
  指定をうけました
 古民家内部の様子
 安政の大地震を経てきたというこの家屋は何回かにわたる修改築のあとが見られます。台所の改造をはじめとし、南側の瓦葺の庇、西側には廊下が取りつけられるなど、時代の推移を伺い知ることができます。土間一面に敷きつめた煉瓦は、明治の花又煉瓦工場の製品です。昭和59年の都市農業公園の開園にともない移築され、一般に公開されています。平成19年2月に茅葺屋根の葺き替えが行われました。

利用案内
 この施設は、公園の休園日の他に、毎週水曜日が休館日になります(ただし、祝日と重なる場合には、翌日が休館日となる)。また、開館時間は、午前9時30分から午後4時までです。



長屋門
  長屋門は、武家などが長屋一部に門を開いたものですが、江戸時代の後期になると地主農家の中に長屋門を構える例が出てきました。増野製作所長屋門は谷中の浅野久右衛門の所有で俗に「谷久門」とも呼ばれ、明治30年(1897年)ごろに建造されたものです。
 屋根は桟瓦葺で各棟の先端には、浅野家の家紋を焼き出した鬼瓦が付いています。軒は全周にわたって軒天井が張り出しています。また、中心となる門や扉はすべて欅です。農家の長屋門としては規模の大きな立派な門です。これを昭和11年に増野製作所が浅野家から譲り受け、平成12年まで青井5丁目に保存されていました。
 都市計画道路の建設予定地にあたっていたため平成13年5月〜10月復元工法により都市農業公園に移築。指定有形民俗文化財として一般に公開しています。
長屋門画像
  
  ●旧増野製作所長屋門
    昭和57年12月10日登録
    平成12年8月2日有形民族文化財指定

利用案内
建物内部公開は、公園の休園日の他に、毎週水曜日が休館日になります(ただし、祝日と重なる場合には、翌日が休館日となる)。また、開館時間は、午前9時30分から午後4時までです。


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